【怖いひどい?】さくらのレンタルサーバの評判と4つのデメリット


著者情報
当サイトの著者です。2017年にWordPressを始め、1年2ヶ月でブログ月収100万円達成。これまで10社以上のサーバーを使いました。
1996年に提供開始し、今や利用件数45万件を数えるさくらインターネット。さくらインターネットの共用サーバーである「さくらのレンタルサーバ」は安定感が評判です。とはいえ、炎上経験もあるため、こんな情報を探していませんか。
- さくらのレンタルサーバは怖い?ひどい?
- さくらのレンタルサーバのWordPressは遅い?
- さくらのレンタルサーバは初心者におすすめできる?
この記事ではさくらのレンタルサーバの評判・口コミとメリットデメリットを解説します。さくらのレンタルサーバをはじめ16社のサーバー利用経験を活かし、分かりやすくまとめました。結論、さくらのレンタルサーバの安定感は抜群です。企業ホームページやポートフォリオの用途で選べるかもしれません。

キャンペーン情報
- 特典①:2週間無料お試し
- 特典②:サーバー代2ヶ月分無料(1年契約)
\ 今がチャンス /
しかし、ブログの収益化やアフィリエイト目的なら、速度やコスパを考え他社も検討しましょう。「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」をご覧ください。
※さくらインターネットは、「さくらのレンタルサーバ」「さくらサーバー」など様々な名称で呼ばれています。
さくらのレンタルサーバの評判の前に知るべき基本情報

無料お試し期間 | 14日間 |
3年総費用 月額料金 契約事務手数料 独自ドメイン代* | 21,156円 36ヶ月契約425円、毎月払い524円 無料 1,952円 |
表示スピード* | 1.3秒(当サイト計測12位タイ) |
WordPress申込時完成機能 | なし |
WordPress簡単移行機能 | なし |
稼働率 | 実績99.99% |
ディスク容量 | 300GB |
転送量 | 無制限 |
サポート | 電話/メール・チャット |
運営会社 | さくらインターネット株式会社 |

*「.com」の取得・更新費用。*当サイト計測(14社表示スピード比較はこちら)
さくらのレンタルサーバは、豊富な転送量が魅力です。
また、サーバー契約時にWordPressが完成する機能はありません。ドメイン取得やWordPressインストールなどの自力で設定します。初心者には高いハードルです。「さくらのレンタルサーバの始め方【WordPressブログ開設5ステップ】」を見ながらすすめましょう。
→ 公式サイト( さくらのレンタルサーバ
)
怖い?ひどい?さくらのレンタルサーバの口コミ・評判

さくらのレンタルサーバの口コミ・評判を調査しました。
- 料金が安い
- 安定感抜群
- 炎上したけどサポート品質は業界トップクラス
- WordPressの表示速度が遅い
過去の炎上を擁護する口コミがたくさん見つかります。
さくらのレンタルサーバは、安定感やサポートが非常に好評でした。ただし、安定感やサポートが好評なサーバーは多くありません。(というのも、匿名投稿できるSNSは悪い口コミが多い。)
ですから、安定感やサポートを重視したい人なら、さくらのレンタルサーバはおすすめです。
→ 公式サイト( さくらのレンタルサーバ
)
しかし、WordPressの表示スピードが不評です。
実際、当サイト計測では有料サーバーで一番遅い結果となりました。速度にこだわるなら他社サーバーを選びましょう。速いサーバーは、「【14社計測】速いレンタルサーバーはコレ!速度を徹底比較!」で紹介しました。
さくらのレンタルサーバが評判な4つの理由・メリット

さくらのレンタルサーバが評判なのは、4つの理由があります。
- 稼働率実績99.99%で安定している
- 怖いと炎上したが、実際はサポートの評判が非常に良い
- ドメインとサーバーを一括管理できる
それぞれのメリットを解説しました。
稼働率実績99.99%で安定している
さくらのレンタルサーバは安定性に優れると評判です。
実際、さくらのレンタルサーバは稼働率実績99.99%を誇ります。安心してブログの大事なデータを任せられますね。

稼働率とは、サーバー稼働時間のうちトラブルなく正常稼働した時間の比率。稼働率99.99%は、1年間(8,760時間)のうち1時間ほどしか停止せず、残りは正常稼働したことを示す。
過去には、災害による石狩データセンターの電力供給停止を乗り切りました。
さくらインターネットにとっても今回の地震は「想定外」だったはずだ。しかし、今回さくらは約3000ラックを超える巨大データセンターを非常用電源設備で60時間無停止で運用し続けた。卓越したオペレーション能力で未曾有の停電を乗り切り、「想定外」を「想定内」にしてしまったのだ。
約60時間を非常用電源設備で乗り切った石狩データセンターの奇跡|週刊アスキー
さくらのレンタルサーバの安定性は評判以上と評価できます。
「怖い」と炎上したが、実際はサポートの評判が非常に良い
さくらのレンタルサーバはサポート対応で炎上した経緯を持ちます。公式サポートも過去に謝罪していました。
2012年に新規提供を終了させていただいております「専用サーバ」サービスにおきまして、2017年にサーバーの物理移設を含むメンテナンスを実施させていただいておりました。
その対応の中で、投稿記事に書かれている内容に合致するハードウェア故障とオペレーションミスに起因するサーバー停止が発生し、謝罪とともに障害報告書と再発防止策をご提示していたケースがございました。
投稿記事は2017年当時の当社の対応に関する内容で、現在までのお客さまに対するご案内やサポート対応がご期待に十分に沿うものではなかったと真摯に反省し、ご指摘を重く受け止めております。
当社サーバー左ビスに関する技術情報共有サイトへの投稿について|SAKURA internet
そのため、「さくらのレンタルサーバは怖い」「さくらのレンタルサーバは対応がひどい」とイメージされやすいですが、サポートの評判は良い口コミがたくさん見つかります。
それで、さくらのレンタルサーバのサポートに不安を感じる必要はありません。
さくらのレンタルサーバでは、電話サポートとメールサポートを提供しています。
- 営業時間:平日10:00-18:00
- メールサポート:会員メニューページから
- 電話サポート:休止中
現在、電話サポートが休止しています。しかし、コールバック予約を利用可能です。
ドメインとサーバーを一括管理できる
さくらのレンタルサーバは、ドメインもサーバーも一括管理できます。

独自ドメインとは、世界に1つしか存在しないドメイン。当サイトは「mvno-osusume.com」という独自ドメインを使っている。WordPressブログには独自ドメインを使うのが一般的。
一般的には、サーバーはサーバー会社で借り、ドメインはドメイン取得会社で取得します。当然、それぞれのアカウント登録や支払が必要になり、管理が大変です。
さくらのレンタルサーバを運営するさくらインターネットは、「さくらドメイン」というドメイン取得サービスも提供しているため、ドメインもサーバーもさくらで管理できます。楽ですね。
ドメイン同時取得できWordPressが始めやすい
さくらのレンタルサーバは、独自ドメインをサーバー申込と同時取得できWordPressが始めやすいです。
多くの格安サーバーより簡単に始められます。一般的に使われるのが「WordPress簡単インストール」機能です。

WordPress簡単インストール機能とは、WordPressに必要はデータベース作成やWordPressシステムの設置がワンクリックで終わる機能。ほとんどの国内サーバーで利用できる。
しかし、ドメイン関連の設定など基本的で欠かせない設定の多くは、自分でしなければならない。
さくらのレンタルサーバは、上記の2項目「ドメイン取得」「DNS設定」もセットで契約時に完了します。残された作業が少なく、未経験者でも比較的簡単にWordPressを始められます。始め方は、「さくらのレンタルサーバの始め方【WordPressブログ開設5ステップ】」をご覧ください。
しかし、さくらのレンタルサーバより簡単に始められるサーバーがあります。mixhostやエックスサーバーは、サーバー申込時にWordPressが完成。SSL化やデータベース作成などの設定すら必要ありません。
もっと簡単にWordPressを始められるサーバーは、「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」から探しましょう。
さくらのレンタルサーバの評判がイマイチな点・デメリット

さくらのレンタルサーバの評判がイマイチな点は、4つありました。
- 評判ほどコスパが良くない
- WordPressの表示速度が非常に遅い
- 一部プランは高速化機能が有料
- 料金プランを変更できない
具体的にデメリットを解説します。
さくらドメインの価格が高いため評判ほどコスパが良くない
さくらのレンタルサーバは独自ドメインを自己負担せねばならず、しかもさくらドメインの取得更新費用が高いです。
独自ドメイン一番人気の「.com」は、1,298円で年更新できるドメイン取得サービスが存在する中、さくらドメインは1,886円です。1年間の更新費がおよそ600円も高くなります。
さらに、ロリポップ!やエックスサーバーなど大手サーバーは、長期契約期間中は独自ドメイン代が無料です。他社の独自ドメイン代無料と比べれば、自己負担はかなり損と言えます。
評判通りWordPressの表示速度が非常に遅い

さくらのレンタルサーバは評判通りWordPressの表示速度が非常に遅いです。実際にさくらのレンタルサーバの表示速度をテストしました。
計測方法と条件は以下のとおりです。
計測方法
- ツール① GTmetrix (使い方と用語解説はこちら)
- ツール② PageSpeed Insights (使い方と用語解説はこちら)
計測内容
- 各サーバーに同じWordPressテーマ・プラグインのWordPressデモサイトを設置
- 各デモサイトトップページを2つの計測ツールでテスト

さくらのレンタルサーバで作ったWordPressデモサイトは、LCP(最大コンテンツの描画)が1.3秒でした。Googleが示すLCPの指標2.5秒に比べれば十分な速さです。
他社サーバーと比べました。

さくらのレンタルサーバは、他社と比べると遅いです。速度にこだわるなら、正直さくらのレンタルサーバは選べません。速いサーバーを使いたいなら、「【14社計測】速いレンタルサーバーはコレ!速度を徹底比較!」をご覧ください。
ただし、さくらのレンタルサーバも高速化できます。現在、さくらのレンタルサーバが遅いと感じている人は、「【高速化】さくらのレンタルサーバのWordPressが遅い時の5つの改善策」をご覧ください。
一部プランは高速化機能が有料
さくらのレンタルサーバは、一部プランは高速化機能が有料です。
利用者数の多いスタンダードプランは、「コンテンツブースト機能」の利用に月額1,100円がかかります。サーバー代より高い料金。プレミアムプラン以上は、同機能を無料で使えます。
他社の場合、高速化機能は基本無料です。
2022年2月の新サーバーでも、スタンダードプランへの「コンテンツブースト機能」導入は有料です。
料金プランを変更できない
さくらのレンタルサーバは、料金プランを変更できないのがデメリット。
サイトは記事数が増えたり、検索順位が変動したりしてアクセスが増減します。さくらのレンタルサーバのように料金プランを変えられない場合、転送量が不足したり料金が高いまま使い続けたりしなければなりません。

転送量とは、ブログを表示するための通信量のこと。スマホのギガ(データ通信量)に似ている。例えば、1日100GBの転送量のサーバーは100GBを超えると転送できず、アクセス制限される場合がある。
サイト運営者がサーバーにアップロードするときも転送量を消費する。
柔軟にプラン変更できないのは、読者にもサイト運営者にもデメリット。
さくらのレンタルサーバの管理画面
さくらのレンタルサーバの管理画面をチェックしましょう。
サーバーコントロールパネルホーム

ドメイン/SSL

登録したドメインはここに表示されます。
SSL化されているかどうかもチェックします。
ドメイン新規取得

さくらドメインで取得できるページです。
2つ目のサイト作成などで、新しいドメインが欲しいならここから取得できます。
WordPressインストール

ここからWordPressをインストールします。
データベース未作成時は、画面内にある「データベース作成」をクリックし、作成できます。
MySQLデータベース

バックアップ&ステージング

さくらのレンタルサーバのバックアップはこのページから実行します。
引っ越しツールとして利用可能です。他社サーバーから移行したい場合も、このページから操作しましょう。
言語バージョン設定

PHPバージョンを変更したい場合は、このページで設定します。
ファイルマネージャー

さくらのレンタルサーバの解約方法
さくらのレンタルサーバの解約方法は、4ステップです。
- さくらのレンタルサーバの「 会員メニュー 」にログイン
- 契約中のサービス一覧を開き、解約したサーバーの「解約」をクリック
- 個人情報の取扱いに「同意する」をクリックし、サービス解約の注意事項を読んで「次へ」進む
- 解約サービス上のを確認し、重要事項にチェックを入れ、会員メニューパスワードを入力し「次へ」進む
実際にサーバーの利用が停止するのは、契約期間満了日です。解約申込後に「サービス終了日」が表示されるので確認しましょう。
なお、さくらのレンタルサーバは最低利用期間が設定されています。(1番人気のスタンダードプランは、3ヶ月)最低利用期間内は、解約申請できません。
解約後のサーバーをまだ決めていなければ、「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」から探しましょう。
→ 公式サイト( さくらのレンタルサーバ
)
さくらのレンタルサーバの申込手順

さくらのレンタルサーバの申込手順は、9ステップです。
- 「 [tーsa]」を開き、「お申し込み」をクリック
- サービスプランと初期ドメインを選択する
- 独自ドメインを取得するにチェックを入れ、独自ドメインを入力
- 独自ドメインの取得年数を選び、登録情報を入力
- さくらインターネット起因認証で「新規会員登録へ進む(無料)」をクリック
- 連絡先メールアドレスを入力し、認証コードを入力
- 会員情報を入力
- 支払情報を登録
- すべての内容を確認し申し込む
申し込みが完了したら、本登録も済ませましょう。
上記のステップでは、さくらのレンタルサーバのサーバーを契約しただけです。WordPressを始めるには、他の設定が必要です。詳細は、「【90分】さくらのレンタルサーバの申込手順!クイックインストールでWordPressを始める」をご覧ください。
さくらのレンタルサーバに関するよくある質問
さくらのレンタルサーバに関するよくある質問に答えました。
さくらのレンタルサーバのサポートがひどいのは本当?
いいえ、さくらのレンタルサーバのサポートの評判で紹介したように、さくらインターネットのサポートはひどいと思えません。Twitter上で擁護するコメントが多いうえ、サポートセンターの人たちの専門知識もレベルが高いという声が多数ありました。
さくらのレンタルサーバは本当に安い?
いいえ、さくらのレンタルサーバは初期費用がかかり、独自ドメインは自己負担なので実質月額料金は安くありません。月額料金が安くても、その他費用が発生するため、料金にこだわるなら「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」から選びなおすのがおすすめです。
さくらのレンタルサーバのワードプレスは遅い?
はい、さくらのレンタルサーバのWordPressは遅いです。
当サイト計測で最下位でした。速度にこだわりたいなら「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」から、他社サーバーを選ぶのが無難です。
さくらのレンタルサーバのワードプレスは高速化できる?
はい、さくらのレンタルサーバのワードプレスはモジュール版PHPとCDNを使って高速化できます。
CDNはプレミアムプラン以上は無料なものの、スタンダードプランは月額料金1,100円が発生します。
さくらのレンタルサーバは無料独自SSLを使える?
はい、さくらのレンタルサーバは無料独自SSL証明書のLet’s Encryptを使えます。
多くのサーバーでも同様の証明書が使われています。
さくらのレンタルサーバの転送量は多い?
はい、さくらのレンタルサーバの転送量は多いです。
WordPressが最安で使えるスタンダードプランでさえ700GB/日の転送量を確保できます。個人ブログで転送量不足になるケースはほとんどありません。
さくらのレンタルサーバの支払方法は?
さくらのレンタルサーバの支払方法は4種類です。
- クレジットカード払い
- 銀行振込
- 自動口座振替
- 請求書払い
支払い忘れのないクレジットカード払いがおすすめです。
さくらのレンタルサーバは電話サポート受けられる?
いいえ、2020年3月以降、さくらインターネットの電話サポートは休止中です。
電話サポートを使えるサーバーを使いたいなら「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」から選びましょう。
まとめ
さくらノレンタルサーバは安定性が評判なものの、コスパが良くなかったり速度の口コミが悪かったりするため、慎重に検討しましょう。稼働率やバックアップ体制では国内トップクラスのため、このあたりを重視する人は満足できるはずです。

キャンペーン情報
- 特典①:2週間無料お試し
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