【高速】wpX Speedの評判が良い8つの理由とデメリットを徹底解説


著者情報
当サイトの著者です。2017年にWordPressを始め、1年2ヶ月でブログ月収100万円達成。これまで10社以上のサーバーを使いました。
エックスサーバーが提供するWordPress専用サーバーのwpX Speed。” WordPress専用 ”ゆえに、これからWordPressを始めるなら気になるサーバーの1つです。
- wpX Speedの口コミや評判はいい?
- WordPressの表示スピードは速い?
- 初心者にもおすすめできるサーバー?
当サイトは、実際にwpX Speedを利用しメリット・デメリットを確かめながら、口コミや評判を徹底解説しましした。
結論、wpX Speedはオートスケール機能を使いたい人におすすめです。しかし、月額料金が高いため、費用を抑えたい人は他社サーバーを検討できます。

キャンペーン情報
現在、wpX Speedではキャンペーンは実施されていません。
- 初期費用:無料
- 月額料金:W1プラン2.2円/時~、(最大1,320円/月)
\ 今がチャンス /
評判の前に知るべきwpX Speedの基本情報

評判の前に知るべきwpX Speedの基本情報をまとめました。
無料お試し期間 | 15日間 |
3年総費用 時間料金 契約事務手数料 独自ドメイン代* | 51,476円 2.2円(最大1,320円/月) 無料 3,956円 |
表示スピード* | 0.953秒(当サイト計測8位) |
WordPress申込時完成機能 | なし |
WordPress簡単移行機能 | 有り |
稼働率 | 非公開 |
ディスク容量 | 200GB |
転送量 | 13.5TB/月 |
サポート | 電話/メール |
運営会社 | エックスサーバー株式会社 |

*「.com」の取得・更新費用。*当サイト計測(12社表示スピード比較はこちら)
wpX Speedは、十分な転送量が確保されています。そのため、サイトが人気になりアクセスが増えても十分に対応します。

転送量とは、ブログを表示するための通信量のこと。スマホのギガ(データ通信量)に似ている。例えば、1日100GBの転送量のサーバーは100GBを超えると転送できず、アクセス制限される場合がある。
サイト運営者がサーバーにアップロードするときも転送量を消費する。
WordPress専用サーバーであるものの、表示速度は0.953秒でした。十分に速いとはいえ、当サイト計測では、wpX Speedより速いサーバーが何社もあります。WordPressの表示速度に期待しているなら他社を検討できるかもしれません。
wpX Speedの口コミ・評判

wpX Speedの口コミ・評判をまとめました。
- wpX SpeedはWordPressの表示速度が速い
- 大量アクセスに強い
- WordPress簡単移行ツールが何度も失敗する
ほかにも、他社と比べてサポート品質の高さを評価する口コミもありました。
wpX Speedの評判が良い8つの理由

wpX Speedの評判が良い7つの理由がありました。
- オートスケール機能で503エラーを回避できる
- リソース確保で他サイトのアクセスに影響されない
- WordPressの表示速度が速い
- WordPress簡単インストール機能がある
- ディスク容量が多い
- 7日間自動バックアップ機能
- 無料独自SSL対応
- WordPressかんたん移行機能がある
メリットを細かく整理していきましょう。
オートスケール機能で503エラーを回避できる
wpX Speedはオートスケール機能で503エラーを回避できるのがメリットです。
オートスケール機能とは、アクセス急増時に自動でプランアップする機能。動作や表示が安定し、閲覧者が増えても快適にブログを見てもらえる。
SNSで話題になったりテレビで取り上げられたりして、アクセスが急増したときでもきちんとブログが表示されるようリソースを確保できる上位プランに変更できます。
wpX Speedはオートスケール機能を使うかどうかを任意で選べるうえ、さらに詳細な設定も可能です。
- CPUやメモリ使用率が何%を上回った場合にプラン変更するか
- どのプランを上限プランに変更するか
プランアップのタイミングや上限プランを任意で選べるので、想定以上に高い料金が発生することはありません。
→ 公式サイト( wpX Speed
)
リソース確保で他サイトのアクセス状況に左右されない
wpX Speedはリソース確保により他サイトのアクセス状況に左右されないのがメリットです。
共用サーバーのように同じサーバーに収容された他サイトのアクセスが増えたために、自サイトのアクセスが不安定になることはありません。
WordPressの表示速度が速い

wpX Speedは、WordPressの表示速度が速いです。
実際に、wpX Speedの表示スピードを計測しました。計測方法と条件は以下のとおりです。
計測方法
- ツール① GTmetrix (使い方と用語解説はこちら)
- ツール② PageSpeed Insights (使い方と用語解説はこちら)
計測内容
- 各サーバーに同じWordPressテーマ・プラグインのWordPressデモサイトを設置
- 各デモサイトトップページを2つの計測ツールでテスト

wpX Speedで作ったデモサイトのLCP(最大コンテンツの描画)は、0.953秒でした。GoogleによればLCP2.5秒以内が理想と言われるため、wpX Speedなら非常に快適にブログを表示できると言えます。
他社と比べましょう。

wpX Speedは十分速いとはいえ、同条件で計測した他社サーバーにはもっと速いサーバーがあります。速さにこだわるなら、他社を検討しても良いでしょう。詳細は、「【12社計測】速いレンタルサーバーはコレ!速度を徹底比較!」をご覧ください。
WordPress簡単インストール機能がある
wpX SpeedはWordPress簡単インストール機能があるのがメリットです。

WordPress簡単インストール機能とは、WordPressに必要はデータベース作成やWordPressシステムの設置がワンクリックで終わる機能。ほとんどの国内サーバーで利用できる。
しかし、ドメイン関連の設定など基本的で欠かせない設定の多くは、自分でしなければならない。
この機能のおかげでwpX SpeedはWordPressブログを素早く簡単に開設できます。とはいえ、格安サーバーでも同様の機能があるため、大きなメリットとは言えません。
ディスク容量が多い
wpX Speedはディスク容量が多いのがメリットです。

ディスク容量とは、サーバーのデータ保存容量のこと。容量が多いほど画像やテキストなどのブログデータ、メールデータをたくさん保管できる。パソコンのHDDやSSD、スマホの内部ストレージと同じ意味。
大手サーバーと変わらないディスク容量があります。
そもそもブログ運営は必要なディスク容量がそれほど多くありません。wpX SpeedのW1プランで利用できる200GBで十分です。2つのブログ合わせ120記事ほどのサーバーで使ったディスク使用量は1240.4MBでした。画像を見てください。

ブログ運営は思った以上にディスク容量を使用しないため、ディスク容量の多いwpX Speedで容量不足になることはないはずです。
7日間自動バックアップ機能
wpX Speedは7日間自動バックアップ機能があるのがメリットです。
バックアップはブログ運営に欠かせません。次のような場合に、バックアップで対応します。
- 誤操作で記事を消してしまった
- WordPressプラグイン更新後に不具合が発生した
- サイトが改ざんされた
他社サーバーと比べるとバックアップ期間がやや短いものの、7日間もあれば週末だけブログ運営する人でも問題ないでしょう。
無料独自SSL対応
wpX Speedは無料独自SSLに対応しているのがメリットです。

SSLとは、暗号化によるサイトセキュリティの1つ。SSL化されたサイトのURLは「http://」から「https://」に変わる。SSL化はSEOにも影響する重要な要素で、ブログ運営に欠かせない。
SSL化はメリットなものの、無料サーバーですら無料独自SSLを提供しています。そのため、他社とwpX Speedの大きな違いとはなりません。
WordPressかんたん移行機能がある
wpX SpeedはWordPressかんたん移行機能があるのがメリットです。他社サーバーにあるWordPressブログをwpX Speedに移行するのが従来より簡単になります。従来のようにFTPソフトを使ったブログデータのエクスポート/インポート作業は必要ありません。
簡単な入力作業とクリック操作でブログを引っ越せます。
以下の動作要件を満たすならWordPressかんたん移行機能を使えます。
- WordPressバージョン4.2~5.9
- 移行元PHPバージョンが5.3以上
- 移行元WordPressが以下に当てはまらない
- マルチサイト機能を使用している
- データベース容量ガ1GBを超えている
- WordPress.comからの移行
- 「PHPからtar、zipコマンドのいずれも利用不可」かつ「PHPのzipモジュールが利用不可」
移行後にwpX Speedのネームサーバーを設定します。24時間ほどで徐々に移行したwpX Speedサーバーからブログが表示されるようになります。
→ 公式サイト( wpX Speed
)
wpX speedの評判がイマイチな点・デメリット

wpX Speedは全体的に評判が良いものの、評判がイマイチな点もあります。
- WordPressクイックスタート機能がない
- 月額料金が高い
- 独自ドメインがもらえない
- 稼働率非公開
4つのデメリットがありました。
WordPressクイックスタート機能がない
wpX SpeedはWordPressクイックスタート機能がないのがデメリットです。

WordPressクイックスタートは、サーバー契約時にブログ設定の以下5つが終わる簡単機能。
- 独自ドメイン取得
- ドメインとサーバーの紐づけ作業
- データベース作成
- WordPress設置
- SSL化
ブログ未経験者も10分でスムーズにブログを始められる。
WordPressクイックスタート機能は、同じ運営会社のエックスサーバーやシン・レンタルサーバーにはあるのに、wpX Speedにはありません。WordPressクイックスタートを使えば、WordPress簡単インストール機能を使ったブログ開設よりはるかに簡単に短時間でブログを始められます。
簡単にブログを始められるサーバーを知りたい人は、「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」をご覧ください。
月額料金が高い
wpX Speedは最安料金プランのW1でも月額料金が1,320円と高いのがデメリットです。長期契約による割引がないため、他社サーバーに比べかなり高くなります。
実際に、現在の他社サーバーの料金と比べてください。
サーバー | 36ヶ月契約 | 3ヶ月契約 |
---|---|---|
7社平均 | 621円 | 1,070円 |
エックスサーバー | 495円 | 1,320円 |
ConoHa WING | 660円 | 1,210円 |
ロリポップ! | 146円 | 440円 |
お名前.comサーバー | 990円 | 1,430円 |
カラフルボックス | 528円 | 748円 |
シン・レンタルサーバー | 539円 | 693円 |
mixhost | 990円 | 1,650円 |
長期契約で安くなる他社料金と比べると、wpX Speedはかなり高いですよね。
ブログ運営の土台になるサーバーは妥協すべきでないとしても、個人ブログにはやや高いと言えます。費用を抑えれば、高機能な有料のWordPressテーマやプラグインを購入しやすくなります。
安くても高品質なサーバーを探したいなら、「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」をご覧ください。
独自ドメインがもらえない
wpX Speedは独自ドメインをもらえないのがデメリットです。

独自ドメインとは、世界に1つしか存在しないドメイン。当サイトは「mvno-osusume.com」という独自ドメインを使っている。WordPressブログには独自ドメインを使うのが一般的。
独自ドメインのWordPressブログを運営したいなら、ドメインの年間維持費を負担しなければなりません。他社サーバーでは独自ドメインをもらえ、サーバー契約中は独自ドメイン代が無料になることが多いです。
レンタルサーバー | 料金プラン | 独自ドメイン |
---|---|---|
wpX speed | W1 | もらえない |
ConoHa WING | ベーシック | 2個永久無料* |
エックスサーバー | スタンダード | 1個永久無料* |
ロリポップ | ハイスピード | 1個永久無料* |
mixhost | スタンダード | 1個永久無料* |
さくらのレンタルサーバ | スタンダード | もらえない |
稼働率非公開
wpX Speedは稼働率非公開なのがデメリットです。

稼働率とは、サーバー稼働時間のうちトラブルなく正常稼働した時間の比率。稼働率99.99%は、1年間(8,760時間)のうち1時間ほどしか停止せず、残りは正常稼働したことを示す。
稼働率が分からないため、本当に安定しているかどうか客観的に数値で判断できません。
稼働率を公表しているサーバーを使いたい人は、「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」をご覧ください。
wpX Speedの管理画面
wpX Speedの管理画面をチェックしましょう。契約時は、これらの画面から各種設定をします。
サーバー管理パネル

契約管理パネル

会員情報や契約更新などを管理します。
ドメイン一覧

ドメイン追加

wpX Speedでは、ドメイン取得ができません。それで、他社ドメイン取得サービスで独自ドメインを取得・更新を管理します。取得ドメインのうち、wpX Speedで使いたいドメインのみ登録します。
WordPressインストール

バックアップ

wpX Speedは7日間の自動バックアップデータを取得できます。
PHPバージョン変更

オートスケール設定

急激なアクセス増加に自動対応してくれる「オートスケール」機能は、初期状態はOFFに設定されています。アクセスが増え始めたら、アクセス急増に備えこちらのページで事前にONにします。
リソース状況確認

CPU・メモリ・転送量の使用量を確認できます。
ファイルマネージャー

wpX Speedの解約方法
wpx Speedの解約方法は、3ステップです。
- wpX Speedの管理パネルで「契約管理」タブを選択
- その他のお手続きから「退会・解約」をクリックする
- 希望するサービスを選び、「解約申請」する
サーバーアカウントは解約と同時に削除されるので注意しましょう。wpX Speedは時間制サービスのため、解約申請は即時反映されます。
WordPressを移行したい場合は、次のサーバーを借り、移行完了してから解約してください。
次に使うサーバーが決まっていないなら、「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」で探しましょう。
→ 公式サイト( シン・レンタルサーバー
)
wpX Speedの申込手順

wpX Speedの申込手順は、5ステップです。
- 公式サイト( wpX Speed
)にアクセスし、[お申し込み]をクリックする
- 初めてご利用のお客様の[新規お申込み]をクリックする
- 契約内容・会員情報・支払方法を入力
- 入力内容を確認し、SMS・電話認証へ進む
- 認証して申し込みを完了する
これでwpX Speedを契約できます。
ただし、WordPressを始めるには、独自ドメイン取得やWordPressインストールなどの設定が必要です。WordPressの始め方は、「【90分】wpX Speedの申込手順!独自ドメインのWordPressを始める」にまとめました。
wpX Speedに関するよくある質問
wpX Speedのおすすめプランはどれ?
wpX SpeedのおすすめプランはW1プランです。
wpX Speedは オートスケール機能 があるうえ リソース確保 されており、必要な場合は自動でプランアップできるため、最安で使えるW1プランでかまいません。また、プランの上限も設定できるため費用も想定以上に高くなることはないはずです。
wpX Speedとエックスサーバーの違いは?
wpX Speedとエックスサーバーは、プラン変更と料金に大きな違いがあります。
wpX Speedは即時反映また自動で最適なプランに変更されるものの、月額料金1,320円~と費用が高いです。一方、エックスサーバーは3つのプランで最大36ヶ月の契約ができ、そのうえ月額料金792円~と費用が安いです。プランは即時反映されないものの、1ヶ月単位でプラン変更できます。ただし下位プランへ変更しても返金されません。
比較すればブログ未経験者はエックスサーバーがおすすめです。「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」をお読みください。
wpX Speedは複数サイト運営できる?
はい、wpX Speedは複数サイト運営が可能です。
wpX SpeedはMySQL数が無制限なので、WordPressブログに必要なデータベースを何個でも作れます。また、マルチドメイン数が無制限なので、独自ドメインの数も制限がありません。独自ドメインを使ったWordPressブログ運営で不自由することはないでしょう。
まとめ
wpX Speedは、オートスケール機能でアクセス急増に自動対応してくれるサーバーです。
評判通りWordPressの表示速度に長けています。オートスケール機能を必要とするサイトを現在運営しているなら、「かんたん移行機能」で簡単に引っ越せます。

キャンペーン情報
現在、wpX Speedではキャンペーンは実施されていません。
- 初期費用:無料
- 月額料金:W1プラン2.2円/時~、(最大1,320円/月)
\ 今がチャンス /
しかし、月額料金が高いため、できるだけ安く始めたい人は他社サーバーも検討しましょう。最適なサーバーと選び方は「【2022年】WordPressおすすめレンタルサーバー7社徹底比較!選び方解説」をお読みください。